スタッフの給与額は、上の数式から導き出されます。つまりスタッフ一人当りの1ヶ月売上(1ヶ月の生産性)は、1ヶ月のお店の売上÷働いているスタッフの人数から算出されます。1ヶ月一人当り売上に38%の人件費をかけると店長からアシスタントまでの1人当りの平均給与が出ます。日本全国の美容サロンの平均1人当り売上が統計調査から40~50万円なので、この数式に当てはめると、一般サロン1ヶ月の1人当り平均給与額は15.2~19万円となります。

美容師になる為に2年間も美容学校に通い、250~300万もの授業料を納めて国家ライセンスまで取っているにもかかわらず、このままではとても将来性もなく夢のない業界になります。その上、他の業種より労働時間が長く、技術の習得や指導を毎日行い、お客様への気配り・心配りを常に心がけねばならない大変な仕事にも関わらず、このままでは、コンビニやファーストフードのアルバイトの時給より悪いという事になります。

下のグラフを見ても分かるように数年後の年収で見ても1ヶ月の1人当りの売上が40~50万のサロンでは、コンビニと大差がありません。せっかく努力してこれでは美容学校2年間とサロンワークに見合いませんよね?この事実を両親が知ったら、おそらく美容学校へ行く事、美容師になる事を大反対するでしょう。

また美容師という仕事は飲食や物販の仕事と違いコンピューターなどの機械やシステムでは合理化できないのです。人と人との産業なのです。お客様を待たせないようにする為に、人を増やし、お客様のニーズに答えるためにサービスも高度になり、店舗を出店する際の設備投資もかなりかかります。それなのに、全国の美容室の1人当り売上が40~50万なのです。

この様な環境ではこれから美容師という仕事に夢や希望を持って志す人がいるでしょうか?これから先、20年・30年と、この美容業界で生きていく為にもまずは、皆で生産性を高める事、また美容料金自体も高めて、スタッフ1人1人の将来を豊かにし、日本全国の美容師・美容業界全体が豊かになり、「美容師になって良かった」と皆で誇りを持ちたいじゃないですか。

オレンジポップは提案します!これから美容師になる人達をはじめ、全国の美容師と美容に携わる人達に夢と希望の持てる業界になる事を!オレンジポップでは、このスタッフ1人当り売上である生産性を高める為に、スタッフの技術スピードアップ・サービス向上・チームワークなど、様々な努力をしています。そしてこの努力は、お客様に喜ばれる事にもつながるのです。まずは、みせかけの給与額に惑わされず、上の式に当てはめて計算してみて下さい。本当のところが分かるはずです。1ヶ月のお店の売上を何人のスタッフでやっているか(1ヶ月当りの生産性)がお店を選ぶ時の大きな目安となります。オレンジポップは頑張ります!美容界の底上げの為に!美容師という仕事に誇りが持てる様に!ひとり一人のスタッフが有能で生産性の高い仕事が出来る様に!それがオレンジポップの経営理念であり、ポリシーなんです!

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